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外科

外来診療担当表

外来の診療担当表については、下記をクリックしてご覧ください(毎月更新)。

外来診療担当表

※外来診療休診のお知らせはこちらから

診療内容

当科は常勤医師8名で診療いたしております(2024年6月現在)。
外科は頸部から臀部までの内臓の手術治療を専門とした診療科ですが、診断および手術以外の治療についても最高レベルの専門医療が提供できますよう日々研鑽に努めております。現在では、臓器別に専門が分かれておりますが、皆様に信頼され何時でも安心して受診していただける外科として、全員一丸となって邁進していきます。

外科専攻医募集リーフレット

当科の特色

チーム医療の推進
担当医を中心に全医師、看護師、薬剤師、栄養士など多職種によるチーム医療を行っています。また、がん診療連携推進病院としてかかりつけ医と連携したトータルながん治療を行っています。
 
臓器別の専門医療
腹部・消化器、呼吸器、乳腺、内分泌(甲状腺)など臓器別に専門医師を配置しています。
 
集学的治療の実践
手術治療のみならず、薬物治療などを組み合わせ、最も有効な治療法を行います。
 
患者さんの負担の少ない外科治療
患者さんのQOLに配慮した低侵襲手術や外来化学療法を実施しています。
また、がん診療連携推進病院としてかかりつけ医と連携したトータルながん治療を行っています。

2020年に低侵襲手術センターを開設しました。
低侵襲手術センター

専門領域診療

消化器外科

 食道から肛門まで消化管疾患に対する手術を行う消化管外科を中心とし、さらに当院の特徴である救急科と連携した腹部救急を扱う腹部救急外科を担当しています。
 外科領域の治療成績にはその専門性とともに病院の総合力が大きく関与します。 日々進歩する最新の医療を提供しながら、治療ガイドラインに基づいた確実でより安全な外科治療ができるよう日々努力しています。

【特色】
1) 消化管外科
胃癌や大腸癌などの悪性腫瘍手術から良性疾患まで、多様な疾患に対応しております。適応のある症例に対しては腹腔鏡を用いた負担の少ない手術を積極的に行っており、安全、確実でかつ身体にも負担の少ない手術を目指しています。
 
2) 腹部救急外科
救急科の拡充に伴い、日々増加している腹部救急疾患に24時間365日対応しています。
急性胆嚢炎、急性虫垂炎、腸閉塞症、汎発性腹膜炎など対象の内容は多岐に渡っています。救急医から外科医への綿密な連携のもと、的確な診断で緊急手術に対応しています。
 
3) 鏡視下外科
当院では積極的に腹腔鏡下外科手術を行っております。対象となる疾患は徐々に拡大しており、腹部救急外科、悪性腫瘍の手術に対しても積極的に導入しております。

呼吸器外科

呼吸器外科では肺、縦隔、胸壁の外科的疾患を診療します。主に肺癌、肺良性腫瘍、縦隔腫瘍、気胸の手術を行いますが、当院では可能な限り胸腔鏡を使用した低侵襲手術を導入しています。

【特色】
1)胸腔鏡下手術
呼吸器外科の手術はほぼ全例に胸腔鏡を使用しています。
とくに早期肺癌、肺良性腫瘍、気胸では完全鏡視下手術が可能で従来の開胸手術に比べて術後合併症が少なく入院期間も短縮しています。
 
2)他診療科および他医療機関との連携
院内の呼吸器内科やリハビリ科や岡山大学病院とも連携し、よりよい治療を目指します。

乳腺外科

乳癌をはじめとした乳腺疾患は外科の扱う領域です。

現在日本では、女性に発生する癌の第1位は乳癌です。女性の11人に1人が一生のうちに乳癌になるといわれており、年間1万4千人以上の女性が乳癌で死亡しています。 早期発見・早期治療が重要であり、当院では住民検診やドック検診を積極的に行っています。さらに専門科として精密検査・診断、手術、薬物治療を行っており、診断から治療までの全経過に対応しています。

【特色】

乳癌手術(乳房温存術・乳房切除術)の際に、術中のセンチネルリンパ節生検および病理検査を行うことにより、不要なリンパ節郭清を省略することができます。
乳癌治療は手術以外のホルモン・化学療法治療も重要で、これらを組み合わせた集学的治療を行っています。
より専門的な治療(乳房再建手術,遺伝性乳がん,妊娠期乳がん,妊孕性温存など)が必要な場合は,岡山大学病院と協力・連携して対応しています。

甲状腺外科

甲状腺は頚部前面に位置する内分泌器官で、重さ15~20 g、大きさは左右3~5 cm程度で甲状腺ホルモンを分泌しています。当院では甲状腺の腫瘤性病変(甲状腺のう胞,腺腫,甲状腺癌など)に対して手術治療を行っています。

【特色】

内視鏡モニター・拡大鏡、神経モニタリングシステム、エネルギーデバイスを用いた内視鏡下手術・小切開手術にも取り組んでいます。安心・安全かつ低侵襲な治療ができるよう心掛けています。

その他

専門領域以外にも、鼠径ヘルニアなどの腹壁のヘルニア手術、甲状腺手術、リンパ節生検など外科の関与する領域は広汎にわたっています。内科をはじめとした各科とも協力しながら、それぞれの患者さんに最適な治療を目指しており、その中で外科の出番がある場合は最善を尽くして対応いたします。

実績

手術件数(2023年1月~12月)

(単位:件)

食道がん手術 2
胃がん手術 15
結腸がん手術 70
直腸がん手術 19
小腸悪性腫瘍手術 2
膵臓がん手術 2
胆のう摘出術 166
虫垂切除術 88
ヘルニア手術 86
肛門 12
腹部手術(その他) 104
肺疾患手術 2
乳腺手術 18
甲状腺・副甲状腺手術 16
その他 108
 合 計 710

スタッフ紹介

主任部長
佃 和憲 Kazunori Tsukuda

顔写真: 佃 和憲

出身

平成4年
岡山大学医学部医学科卒

専門

消化器外科

資格

日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器病学会消化器病専門医
中国四国外科学会評議員
岡山大学客員教授
臨床研修指導医

記事・コラムなど

岡山の医療健康ガイドMEDICA 地域包括ケア時代の新しい急性期医療
「がんと低侵襲治療

岡山の医療健康ガイドMEDICA 医療アラカルト
「岡山市立市民病院『低侵襲手術センター』設置」

岡山の医療健康ガイドMEDICA 身近ながん診療を市民と共に
 「大腸癌について」

早期発見・早期治療がカギとなる大腸がん

主任医長
池田 宏国 Hirokuni Ikeda

顔写真:池田宏国

出身

平成12年
岡山大学医学部卒

専門

乳腺・甲状腺
外科一般
腹腔鏡外科

資格

医学博士
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本内分泌外科学会専門医
日本呼吸器外科学会専門医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本乳癌学会認定医
検診マンモグラフィ読影認定医
岡山大学医学部医学科臨床准教授

記事・コラムなど

皆さん、ヘルニア(脱腸)ってご存知ですか?

<内分泌センタークロストーク> 診療科を越えた連携とは?

主任医長
山本 澄治 Sumiharu Yamamoto

顔写真: 山本 澄治

出身

平成13年
岡山大学医学部卒

専門

外科一般
消化器外科

資格

日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本外科学会外科専門医・指導医
日本腹部救急医学会腹部救急教育医・認定医・評議員
臨床研修指導医

記事・コラムなど

北長瀬の風vol.33 消化器疾患センター特集 ―チームで挑む大腸がん治療

主任医長
原田 昌明 Masaaki Harada

顔写真:原田 昌明

出身

平成15年
岡山大学医学部医学科卒

専門

 

資格
日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・消化器がん治療認定医
検診マンモグラフィー読影認定医
産業医

主任医長
橋田 真輔 Shinsuke Hashida

顔写真:橋田 真輔

出身

平成17年
徳島大学医学部卒

専門

消化器外科
腹腔鏡外科

資格

日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医
日本食道学会食道科認定医
Robo-Doc Pilot認定 国内B
ロボット支援手術プロクター(胃)
臨床研修指導医

記事・コラムなど

岡山の医療健康ガイドMEDICA 市民に新時代の医療を
「身体と心に優しいがん治療を目指して」

北長瀬の風vol.31 消化器疾患センター特集
―多様な治療で胃がんに挑む
―胃がん・ピロリ菌の検査は胃カメラから!

副医長
大亀 正義 Masayoshi Oki

顔写真:大亀 正義

出身

平成26年
愛媛大学医学部医学科卒

専門

 

資格
日本外科学会外科専門医

医員
藤井 健人 Kento Fujii

顔写真:藤井 健人

出身

平成30年
岡山大学医学部卒

専門

 

医員
三次 悠哉 Yuya Miyoshi

顔写真:三次 悠哉

出身

平成31年
岡山大学医学部卒

専門