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外科

診療内容

当科は常勤医師7名、専攻医1名で診療いたしております。
外科は頸部から臀部までの内臓の手術治療を専門とした診療科ですが、診断および手術以外の治療についても最高レベルの専門医療が提供できますよう日々研鑽に努めております。現在では、臓器別に専門が分かれておりますが、皆様に信頼され何時でも安心して受診していただける外科として、全員一丸となって邁進していきます。

当科の特色

チーム医療の推進
担当医を中心に全医師、看護師、薬剤師、栄養士など多職種によるチーム医療を行っています。また、がん診療連携推進病院としてかかりつけ医と連携したトータルながん治療を行っています。
 
臓器別の専門医療
消化器・一般外科のほか、呼吸器、乳腺なども臓器別に専門医師を配置しています。
 
集学的治療の実践
手術治療のみならず、薬物治療などを組み合わせ、最も有効な治療法を行います。
 
患者さんの負担の少ない外科治療
患者さんのQOLに配慮した低侵襲手術や外来化学療法を実施しています。
また、がん診療連携推進病院としてかかりつけ医と連携したトータルながん治療を行っています。

2020年に低侵襲手術センターを開設しました。
低侵襲手術センター

専門領域診療

消化器外科

 食道から肛門まで消化管疾患に対する手術を行う消化管外科を中心とし、さらに当院の特徴である救急科と連携した腹部救急を扱う腹部救急外科を担当しています。
 外科領域の治療成績にはその専門性とともに病院の総合力が大きく関与します。 日々進歩する最新の医療を提供しながら、治療ガイドラインに基づいた確実でより安全な外科治療ができるよう日々努力しています。

日本胃癌学会認定施設

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【特色】
1) 消化管外科
胃癌や大腸癌などの悪性腫瘍手術から良性疾患まで、多様な疾患に対応しております。適応のある症例に対しては腹腔鏡を用いた負担の少ない手術を積極的に行っており、安全、確実でかつ身体にも負担の少ない手術を目指しています。
 
2) 腹部救急外科
救急科の拡充に伴い、日々増加している腹部救急疾患に24時間365日対応しています。
急性胆嚢炎、急性虫垂炎、腸閉塞症、汎発性腹膜炎など対象の内容は多岐に渡っています。救急医から外科医への綿密な連携のもと、的確な診断で緊急手術に対応しています。
 
3) 鏡視下外科
当院では積極的に腹腔鏡下外科手術を行っております。対象となる疾患は徐々に拡大しており、腹部救急外科、悪性腫瘍の手術に対しても積極的に導入しております。

イラスト: 内視鏡(腹腔鏡)外科

呼吸器外科

呼吸器外科では肺、縦隔、胸壁の外科的疾患を診療します。主に肺癌、肺良性腫瘍、縦隔腫瘍、気胸の手術を行いますが、当院では可能な限り胸腔鏡を使用した低侵襲手術を導入しています。

【特色】
1)胸腔鏡下手術
呼吸器外科の手術はほぼ全例に胸腔鏡を使用しています。
とくに早期肺癌、肺良性腫瘍、気胸では完全鏡視下手術が可能で従来の開胸手術に比べて術後合併症が少なく入院期間も短縮しています。
 
2)他診療科および他医療機関との連携
院内の呼吸器内科やリハビリ科や岡山大学病院とも連携し、よりよい治療を目指します。

乳腺外科

乳癌をはじめとした乳腺疾患は外科の扱う領域です。

乳がんグラフ.jpg

現在日本では、女性に発生する癌の第1位は乳癌です。女性の11人に1人が一生のうちに乳癌になるといわれており、年間1万4千人以上の女性が乳癌で死亡しています。 早期発見・早期治療が重要であり、当院では住民検診やドック検診を積極的に行っています。さらに専門科として精密検査・診断、手術、薬物治療を行っており、診断から治療までの全経過に対応しています。

【特色】

乳癌手術(乳房温存術・乳房切除術)の際に、術中のセンチネルリンパ節生検および病理検査を行うことにより、不要なリンパ節郭清を省略することができます。
乳癌治療は手術以外のホルモン・化学療法治療も重要で、これらを組み合わせた集学的治療を行っています。
より専門的な治療(乳房再建手術,遺伝性乳がん,妊娠期乳がん,妊孕性温存など)が必要な場合は,岡山大学病院と協力・連携して対応しています。

甲状腺外科

甲状腺は頚部前面に位置する内分泌器官で、重さ15~20 g、大きさは左右3~5 cm程度で甲状腺ホルモンを分泌しています。当院では甲状腺の腫瘤性病変(甲状腺のう胞,腺腫,甲状腺癌など)に対して手術治療を行っています。

【特色】

拡大鏡・神経モニタリングシステム・エネルギーデバイスを用い,安全・安心な手術を心がけています。
小切開手術にも取り組んでいます。

一般外科

専門領域以外にも、鼠径ヘルニアなどの腹壁のヘルニア手術、甲状腺手術、リンパ節生検など外科の関与する領域は広汎にわたっています。内科をはじめとした各科とも協力しながら、それぞれの患者さんに最適な治療を目指しており、その中で外科の出番がある場合は最善を尽くして対応いたします。

ヘルニア外来

外来診療担当表

外来の診療担当表については、下記をクリックしてご覧ください(毎月更新)。

外来診療担当表

※外来診療休診のお知らせはこちらから

スタッフ紹介

主任部長
佃 和憲 Kazunori Tsukuda

顔写真: 佃 和憲

出身

平成4年
岡山大学医学部医学科卒

専門

消化器外科

資格

日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器病学会消化器病専門医
中国四国外科学会評議員
岡山大学客員教授
臨床研修指導医

記事・コラムなど

早期発見・早期治療がカギとなる大腸がん

部長
沖田 充司 Atsushi Okita

顔写真: 沖田 充司

出身

平成9年
岡山大学医学部卒

専門

消化器外科
腹腔鏡外科
乳腺外科

資格

日本外科学会認定医・外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本乳がん学会認定医
検診マンモグラフィ読影医(B)
日本臨床栄養代謝学会認定医・指導医・学術評議員
ICD制度協議会認定ICD(Infection Control Doctor)
近畿外科学会評議員
日本内視鏡外科学会評議員
岡山大学医学部医学科臨床教授
臨床研修指導医

主任医長
池田 宏国 Hirokuni Ikeda

顔写真:池田宏国

出身

平成12年
岡山大学医学部卒

専門

乳腺・甲状腺
外科一般
腹腔鏡外科

資格

医学博士
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本呼吸器外科学会呼吸器外科専門医
日本乳癌学会認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本外科学会専門医・指導医
検診マンモグラフィ読影認定医

記事・コラムなど

皆さん、ヘルニア(脱腸)ってご存知ですか?

<内分泌センタークロストーク> 診療科を越えた連携とは?

主任医長
山本 澄治 Sumiharu Yamamoto

顔写真: 山本 澄治

出身

平成13年
岡山大学医学部卒

専門

外科一般
消化器外科

資格

日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本外科学会外科専門医・指導医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医・評議員
臨床研修指導医

主任医長
原田 昌明 Masaaki Harada

顔写真:原田 昌明

出身

平成15年
岡山大学医学部医学科卒

専門

 

資格
日本外科学会外科専門医・指導医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・消化器がん治療認定医
検診マンモグラフィー読影認定医
産業医

主任医長
橋田 真輔 Shinsuke Hashida

顔写真:橋田 真輔

出身

平成17年
徳島大学医学部卒

専門

消化器外科
腹腔鏡外科

資格

日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医・消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本腹部救急医学会腹部救急認定医
日本食道学会食道科認定医
Robo-Doc Pilot認定 国内B
臨床研修指導医

医長
池谷 七海 Nanami Ikeya

顔写真: 池谷 七海

出身

平成24年
愛媛大学医学部医学科卒

専門

 

資格
日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・消化器がん外科治療認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(胃)

医員
藤井 健人 Kento Fujii

顔写真:藤井 健人

出身

平成30年
岡山大学医学部卒

専門