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糖尿病センター

総合病院の利点を活かしたチーム医療

糖尿病は進行すると合併症を発症する恐ろしい病気です。例えば三大合併症として網膜症による視力低下、悪化すれば透析が必要になる腎障害、足の痺れや神経障害があります。その他にも、血糖が高いことにより動脈硬化が進み心筋梗塞や脳梗塞、足の壊そによる切断や消化器系のがん、歯周病を含む感染症、アルツハイマー型認知症になる可能性が増加するなど様々です。
当センターでは、総合病院としての利点を活かし、糖尿病内科、循環器内科、脳神経外科、皮膚科、眼科、リハビリテーション科、薬剤部、栄養科、臨床検査技師、看護師、臨床心理士など他職種で総合的な診療を行うとともに、地域の開業医とも連携して糖尿病治療と合併症予防に取り組んでいます。

手術前後の血糖値コントロールについて

外科系の手術前後における血糖コントロールも担当しています。日頃の血糖コントロールも大切ですが、手術前後は特に重要です。コントロールをするのとしないのとでは死亡率に大きな違いが出ると言われています。
また手術後の傷の回復にも大きく差が出ます。傷口の回復が遅いとそこから感染症にかかる可能性も高まります。当院ではチーム医療で手術を成功に導きます。

ケア外来と臨床心理士による糖尿病数室開催

料理写真:糖尿病食は健康食です!

糖尿病食は健康食です!

ケア外来では、医師、着護師、管理栄養士がチームとなり、透析予防やフットケア、注射指導など総合的に患者さんのケアを行っています。妊娠糖尿病は産婦人科と同時に受診できるよう妊娠糖尿病外来を用意しています。
また、臨床心理士による面接や糖尿病教室も開催しています。医療による治療だけでなく、根底にあるストレスによる過食や喫煙などに対し心理的にアプローチすることで予防につなげています。近年、臨床心理士の関与が生み出す効果が認められ評価されていますが、臨床心理士が糖尿病チームに参加している施設はまだ少ないため、その育成にも取り組んでいます。

症状がなくても早めの治療で合併症予防を

例えば、40代では糖尿病と診断されたにもかかわらず約半数が治療していないという統計が出ています。糖尿病は高齢化に伴い増加傾向にある上、遺伝する病気です。しかし、治療することで合併症を防げる治療効果の高い病気でもあります。
地域や企業と連携し糖尿病の知識を広め、予防を呼びかけ改善することが市民病院のこれからの役目です。症状がないからと放置せず、周囲の方にも声をかけて受診していただければと思います。