形成外科はおもに顔や手足や体の異常を、早くそしてきれいに治すことを専門とする科です。
治療は手術加療が主ですが、症状に応じてそれ以外の様々な方法を取り入れて治療にあたっています。
形成外科の扱う疾患は非常に多岐に渡るため、他の科の先生と連携して治療することも多くあります。
主治医が他科の先生の場合でも、その先生を通じて御相談ください。
額にしわがある、瞼が重い、くぼみが目立つ、頑固な頭痛や肩こりは、眼瞼下垂による可能性が高いと言われています。
外来での局所麻酔での加療が可能です。
挙筋腱膜が上眼瞼付着部から緩み、下垂を生じた場合に行う方法です。重瞼ラインに沿って切開し、眼窩隔膜と一緒になった腱膜を瞼板上縁に固定します。信州大学病院形成外科の松尾教授が広めた方法で、松尾法とも呼ばれています。この状態で患者さんには目を開いていただき、ご本人に開いた状態を確認していただきます。目の開き具合を調節しながら手術をおこないます。開き具合が良くなることで、皮膚が余った場合は皮膚の切除も行います。弱い力で上まぶたを持ち上げることが可能になり、まぶたがあがります。術直後からまぶたがあがりますので、歩いて帰ることが出来ます。術後約3ヶ月ほどで傷がなじんで違和感がなくなってきます。 保険での加療が可能です。
眼窩下垂
耳の変形
平成14年
関西医科大学医学部卒
形成外科
資格 |
日本形成外科学会形成外科専門医、形成外科領域指導医、再建・マイクロサージャリー分野指導医、皮膚腫瘍外科分野指導医 日本創傷外科学会専門医 難病指定医 身体障害者福祉法第15条指定医(肢体) GID(性同一性障害)学会認定医/理事 岡山大学医学部医学科臨床教授 |
令和2年
大分大学医学部卒