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リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科について

リハビリテーション技術科は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、事務のスタッフで構成されています。院内各診療科からのリハビリ処方を受け、患者さんのリハビリ実施の可否を判断し必要なリハビリテーションプログラムを提供しています。

脳疾患センター、人工関節センターをはじめとする院内の各センター機能と連携しながら、集中治療部(ICU(CCU)、HCU(SU))での入院早期からの離床訓練に始まり、一般病棟への転棟後は栄養サポートチームや褥瘡対策チームなどの院内の各チームと協働したチーム医療を展開し、地域医療支援課とともに退院や転院までサポートしています。

急性期病院のリハビリテーションの使命として、重症の患者さんであっても医師の指示のもと、病状の確認や身体機能の評価をした上でできるだけ早期からの離床を促しています。また入院加療によって安静と臥床が強いられることによりおこる廃用症候群(心身機能や日常生活上の動作能力が低下する)を予防し、1日でも早くご家庭や地域社会への復帰を果たして笑顔のある生活を取り戻していただけるよう、身体機能のみならず心理面や精神面、言語、口腔機能の回復を図っていきます。

また次世代のセラピスト育成や学生の教育にも携わり、地域社会へも様々な形で貢献していけるようスタッフの自己研鑽を推進しています。

スタッフ数

理学療法士19名、作業療法士11名、言語聴覚士7名、歯科衛生士1名、事務2名

画像:リハビリテーションセンター

リハビリテーションセンター

画像:リハビリテーションセンター入口

リハビリテーションセンター入口

画像:リハビリテーションセンター エアロバイク

心臓リハビリテーションセンター エアロバイク

画像:リハビリテーションセンター 相談室

リハビリテーションセンター 評価室

部門紹介

理学療法部門

我々理学療法士はあらゆる疾患、手術後の方々に対して可能な限り早期から介入します。適切な状況判断と詳細な検査測定を基に関節可動性の改善や筋力の増強を行い、寝返りから起き上がり、歩く、階段を上るなど、基本的動作の維持と改善を図ります。
また疾患や怪我の再発予防を目的とした情報提供を行い、患者さんご家族や地域、他院との連携を図ることで退院後の生活、治療を円滑に進められるよう体制を整えています。その中でも循環器内科と連携して心臓リハビリテーションにも力を入れており、急性期から回復期の外来まで切れ目のない対応を行っています。

画像:理学療法士
画像:理学療法士
画像:理学療法士

作業療法部門

主体的な活動の獲得をはかるため諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動(日常の生活、仕事、遊びに関わる諸活動)を用いて治療・指導・援助を行います。
作業療法士(OT)は主に病気や事故の為、身体に障害を負った方々に対し今後生活していく為の問題を的確に評価しいろいろな作業活動を用いて治療を行います。
術後または発症早期より徹底したリスク管理のもと意識障害の改善や早期の身辺動作獲得に向けアプローチを実施しています。

画像:言語聴覚士

言語聴覚療法部門

言語聴覚療法部門では、コミュニケーションをとることに支障のある患者さんや食事摂取に困難を抱える患者さん(摂食・嚥下障害)に対してリハビリテーションを行っています。当院の特長は言語聴覚士の人数が多く、医師の指示のもと、入院当日または翌日から早期に介入できることです。
さらに、栄養サポートチームおよび摂食嚥下チームと連携し、多職種間での協力を通じてサポートを行っています。必要に応じて、医師による嚥下造影検査(VF)および嚥下内視鏡検査(VE)を実施し、患者さんの具体的な状態を詳細に把握し、適切な対応を行います。
以上のように、①早期介入、②質の高いリハビリテーション、③チーム医療の連携を重視し、患者さんが早期に自宅や社会生活に戻れるように全力で支援していきます。

画像:作業療法士
画像:作業療法士テキスト

歯科衛生部門

お口の中は細菌が増えやすいため、汚れや重度の虫歯や歯周病をそのままにしておくと、細菌が血管に入り込み、全身の病気につながることがあります。そのため、お口の中を常に清潔に保つことは、健康回復や病気予防のためにとても大切です。当院の歯科衛生士は、入院中に歯みがきや入れ歯のお手入れが難しい方に対して、多職種と連携しながらお口の中を清潔に保ち、機能の維持・向上に努めています。
また、お口の中のトラブルに対しては、地域の歯科診療所と連携し、迅速に対応しています。歯やお口は食べるだけではなく、話す・表情をつくるなど、気持ちを伝える重要な役割を担っています。当院では、退院後の生活を見据え、年齢やライフスタイルに合わせた継続的な口腔健康管理を支援しています。

画像:歯科衛生士

施設基準

  • 運動器リハビリテーション料Ⅰ
  • 脳血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
  • 心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ
  • 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
  • 呼吸器リハビリテーション料Ⅰ
  • がん患者リハビリテーション料
  • 摂食機能療法

各種認定資格取得者

認定資格保有者

資格 取得人数
脳卒中認定理学療法士 3
循環認定理学療法士 2
呼吸認定理学療法士 1
介護予防認定理学療法士 1
管理・運営認定理学療法士 1
集中治療理学療法士 1
心臓リハビリテーション指導士 3
心不全療養指導士 3
3学会合同呼吸療法認定士 11
介護支援専門員 1
医療リンパドレナージセラピスト 1
リンパ浮腫指導技能者講習会修了 1
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 3
認知症ケア専門士 2
がんのリハビリテーション研修修了 35
臨床実習指導者講習会修了 22

                      2025年4月1日現在

参考リンク