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薬剤部について

薬剤部長 ご挨拶

顔写真:松山 哲史

薬剤部長
松山 哲史

薬剤部における業務は近年大きく変遷し発展しています。当院では2000年初頭より、医薬分業の流れからの院外処方せんの全面的発行、業務のシステム化、IT化の推進による処方・注射オーダ、そして電子カルテの導入を行ってきました。診療報酬においても2012年DPC病院への移行など多くの重大なことが開始されました。後発品の積極的利用を進めており、現在では全体の約50%で後発薬が使用されています。当院は350床以上のDPC病院の中ではトップクラスの使用率になっています。

業務内容も「対物業務(調剤中心)から対人業務(指導業務)」へと変わってきました。院外処方せんの全面発行をきっかけに、調剤業務の中心は外来患者さんから入院患者さんへと変わり、さらに指導業務(薬剤管理指導)が大きなウエイトを占めるようになりました。2017年には病棟薬剤業務実施加算が開始し、現在ではICU、HCUも含む全10病棟へ薬剤師を配置しています。

これら以外にもレジメン管理に基づくすべての抗がん薬の調製、24時間注射薬のセットの実施、SPDによる病棟・外来等への薬剤の管理補充・運搬、プロトコルを用いた疑義照会簡素化を実施し、トレーシングレポートを用いた連携も進めています。また、院内でのフォーミュラリー作成や岡山大学病院との共同フォーミュラリーの推進も行っています。薬剤師採用ではレジデント制を導入し2025年度で4年目を迎えます。チーム医療においては各診療科と共に職能を活かし活躍しています。特にASTでは薬剤師が専従で業務を行っています。医療安全についても薬剤師の関与は特に重要であり力を入れています。部内での業務発展には部門ごとに協議するチームを作り議論しています。セントラル、入退院管理支援、システム、DI、機能評価、イノベーション、治験、抗がん薬、教育・リクルート、イベント、医療安全、病棟、災害など、これらチームのいずれかに、すべての薬剤師が所属し議論を重ねています。また、日々の業務に必要なデータや書類、マニュアルなどを最新で管理する目的で薬剤部独自でポータルサイトを作成し院内で共有し活用しています。

さらに臨床に則した研究にも少しずつ取り組んでおり、情報発信にも努めています。今後は薬剤師の資質向上を目的に認定資格取得にも力を入れていきたいと考えています。

スタッフ紹介

写真:2024年度 薬剤部集合写真

(2025年4月時点)

薬剤部長 松山 哲史
副薬剤部長 坪井 美知恵
鍛治園 誠
薬剤部長補佐 1名
主任 3名
常勤薬剤師 18名
非常勤薬剤師 1名
薬剤師レジデント 7名
事務員 3名

数字で見る薬剤部

画像:薬剤部年齢構成

2025年4月時点

画像:薬剤師人数

2025年4月時点

画像:薬剤部平均年齢

2025年4月時点

画像:薬剤部男女比

2025年4月時点

画像:薬剤部資格取得者人数

2025年4月時点
※複数の資格を有する薬剤師も在籍しています

指導・専門・認定薬剤師取得状況

(2025年6月時点)

機構名 指導・専門・認定薬剤師 人数
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 1
がん専門薬剤師 1
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 2
感染制御認定薬剤師 1
日病薬病院薬学認定薬剤師 18
日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師 1
日本麻酔科学会 周術期管理チーム認定薬剤師 1
日本緩和医療薬学会 緩和医療暫定指導薬剤師 2
緩和薬物療法認定薬剤師 2
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師 1
外来がん治療認定薬剤師 1
日本循環器学会 心不全療養指導士 1
日本臨床栄養代謝学会 NST専門療法士 2
薬学教育協議会 認定実務実習指導薬剤師 5
日本救急医学会 認定ICLSコースインストラクター 1
厚生労働省DMAT事務局 日本DMAT隊員 1
ホスピタルデザイン研究会 認定医療デザイナー 1

※重複者含む

研修施設

当院薬剤部の施設認定についてはこちらからご覧ください。

研修施設について