ロゴ:岡山市立市民病院

文字サイズ

標準

ボタン:TEL
ボタン:MENU
  • 音声読み上げ
  • 文字サイズ調整
  • 背景色
  • 言語切り替え

各部門の役割【生活】

生活

チーム医療でサポートいたします

ー かかりつけの先生方もチームの一員です ー

手術や治療による肉体的・精神的な苦痛だけでなく、ご病気に対する不安や生活上の困りごとなど、患者さんを取り巻く様々なダメージを少しでも軽減したい。
そのような想いから、当センターでは、医療スタッフ一丸となって患者さんをサポートいたします。

サポートの内容

入院前の手続きの際に、事務・療養支援看護師がご自宅での生活や介護サービスの利用状況、入院や今後の治療に関する心配事などをお伺いします。この時、在宅での療養・介護に不安があれば、介護保険制度や具体的なサービス利用について紹介し、主治医や入院病棟看護師、退院支援担当者と情報共有のうえ引き継ぎます。
また、リハビリテーション・歯科衛生士・薬剤師・管理栄養士・退院支援看護師・医療ソーシャルワーカーなど多職種のスタッフが関わることで、適切な入院や手術の準備と早期に日常生活に復帰できるようにサポートします。

入院後、数日以内に療養に関わる医師・看護師・リハビリ・退院支援担当者が集まり、治療方針に基づき、退院に向けた計画を話し合います。退院前には、必要に応じて院内だけでなく地域生活を支える医療・介護の関係者とも話し合い(退院前カンファレンス)病院から地域へのスムーズなバトンタッチを図ります。

体力や筋力の低下で治療後すぐに自宅に戻ることが困難と考えられる場合や、住宅改修など生活復帰に向けた準備に時間を要する場合などには、必要なリハビリを継続できる医療機関への転院や施設利用の提案・調整を行うことがあります。
患者さんはもとよりご家族の意向や実情を詳しく伺い、目標とする生活の場所にステップアップしていくために必要な医療・サービスが提供できる転院・入院先を提案するように努めています。

スタッフの声

顔写真:療養支援看護師
療養支援看護師

私たち療養支援看護師は、予定入院の患者さんに入院前の注意事項や受診の案内、入院前に必要な書類や物品などを説明します。また、安全な手術を行うために術前検査の結果を確認したり、入院前から患者さん個々の必要な情報をお尋ねしたりして、チームで共有して入院の準備をします。患者さんやご家族が安心して治療でき、退院後も安心して帰って療養できるように支援いたしますので、不安なことや心配事がありましたらお気軽にご相談ください。

顔写真:医療ソーシャルワーカー&退院支援看護師看護師
医療ソーシャルワーカー&退院支援看護師

手術や治療そのものだけでなく、入院や治療の費用、退院後の生活に不安を感じる方は少なくありません。
低侵襲センターでは、退院支援看護師や医療ソーシャルワーカー(MSW)が患者さんやご家族からのご相談をお聞きし、経済的なご負担が減らせるように、利用できる医療制度や社会保障制度についてご案内したり、退院後の生活の場への橋渡しをさせていただきます。
患者さんのご相談内容を院内で情報共有しながら、患者さんが切れ目なく医療・介護サービスが受けられるように提案・調整します。また、退院して病院から生活の場に移られる患者さんの意向や状況について、看護師の立場で医療的な観点から、次に関わる施設や病院の方にお伝えします。