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最新手術支援ロボット「ダビンチ5」を導入します

最新手術支援ロボット ダビンチ5、稼働開始!

~選ばれる医療へ~ 次世代ロボット手術で未来をひらく

当院では2025年12月6日に手術支援ロボット「ダビンチ5(da Vinci5)」を導入いたします(岡山県内で初の導入となります)。

「ダビンチ5」は、医師の手の動きを精密に再現することができる手術支援システムであり、より繊細な操作を行うことが可能となります。
当院では、この機器を用いて、泌尿器科や消化器外科領域の手術において、患者さんの身体的な負担の軽減や、より良い治療結果を目指しております。

今後も、安全で質の高い医療を提供できるよう、スタッフ一同努力を続けてまいります。

手術支援ロボット ダビンチ5の写真

ロボット手術とは

ロボット手術とは、ロボットが自動で手術をするわけではなく、医師がロボットを「精密な道具」として使用し手術を行うものです。
医師は手元の操作装置を使い、モニターで体の中を拡大して見ながらロボットの腕を動かします。
ロボットの腕は人の手よりも細かく・安定して・正確に動くため、患者さんの体への負担を小さくすることが可能です。

当院では、既に他施設で経験を持つ医師が手術を行います。

機器紹介~「ダビンチ5」とは~

「ダビンチ」は、医師がロボットアームを操作して行う手術支援システムです。
ロボットが手術を“自動で行う”わけではなく、あくまで医師の手の動きを精密に再現しサポートする仕組みです。

従来型のダビンチは

  • 高精細3Dカメラ:人の目では見えにくい部分も、立体的で鮮明に確認可能
  • 繊細な操作アーム:人の手の動きをよりなめらかに再現し、手ぶれを自動補正
  • 高解像度モニター:従来モデルより鮮明な解像度で、細部までクリアに観察

という特長を持っています。
 

今回当院が導入する最新型「ダビンチ5」では新たに

  • 触覚フィードバック機能:つかむ力や引っ張る力をリアルに感じ取れるため、組織を傷つけにくい
  • AIサポートシステム:これまでの手術データを解析し、医師に精度向上のための情報を提供

という進化が加わりました。

手術支援ロボット ダビンチ5の写真

最新型手術支援ロボット“ダビンチ5(da Vinchi5)”患者さんに優しい理由

<従来型のダビンチ>

  1. 体への負担が少ない「低侵襲手術」
    ダビンチを用いた手術は、できるだけ体への負担を抑える“低侵襲手術”が可能です。
    • 手術による傷が小さいため、出血が少なく、傷跡も目立ちにくいのが特徴です
    • 術後の痛みが軽減され、回復までの時間が短くなります
    • 入院期間が短縮されることで、早期の社会復帰・仕事復帰が期待できます
       
  2. より安全で正確な手術が可能
    ダビンチは高精細な3Dカメラを搭載しており、手術部位を立体的かつ鮮明に確認することができます。
    • 肉眼では見えにくい細部まで視認できるため、より安全で確実な手術操作が行えます
    • 医師の手の動きをロボットが精密に再現し、手ぶれを自動で補正することで、安定した操作を実現します


新しいダビンチ5はさらに進化しており、

  • AIによる手術データの詳細な解析により、手術の質の向上が得られる
  • 組織に加わる力が半分近くに減少し、組織を痛めにくいを言われている
  • 高解像度の映像システムにより、従来機よりも鮮明な映像で手術部位をより細かく確認できる

等、より精度の高い手術が可能となります。

当院では、医師の技術と最先端のロボット工学を融合させ、より正確で体に優しい手術を実現し、患者さんにとって「安心して受けられる」「早く回復できる」医療を目指しています。

当院でロボット手術が適用となる手術

前立腺がん(泌尿器科)

このたび、当院に最新型の手術支援ロボット「Da Vinci 5」が導入されることになりました。ロボット手術は2012年に前立腺がんの手術から始まり、現在では多くの前立腺がん治療で用いられる、安全性の高い方法です。

ロボット手術は、傷が小さく出血が少ない腹腔鏡手術の利点に加え、人の手以上に細かく安定した動きができ、立体的な映像で精密な操作が可能です。これにより、前立腺全摘術も輸血がほとんど不要で、尿失禁や勃起機能の低下といった合併症を抑えた手術が期待できます。

大きな持病がなければ、80歳代前半までの患者さんが手術の対象となります。放射線治療や薬物治療を含め、最適な治療方法をご一緒に考えていきましょう。

泌尿器科 堀川 雄平医師 写真

泌尿器科 部長
堀川 雄平

大腸がん(外科)

このたび、当院にも最新の手術支援ロボット「ダビンチ5」が導入されることになりました。
力加減を感じ取れる新機能により、より安全で精密な手術が可能となり、手術データ解析の向上によって医師の技術向上にもつながります。

ロボット手術は前立腺がんから始まり、現在では胃・大腸など消化器分野にも広く普及しています。
直腸がんでは日本全体で4割以上がロボット手術で行われるまでになり、直腸がんにおける腹腔鏡手術はロボット手術に変わりつつあります。当院でも専任医師3人体制(佃、山本、林)のもと最先端の大腸がん治療を提供しています。

これからも患者さんに「より安全で負担の少ない治療」を安心して受けていただけるよう努めてまいります。

外科部長 佃 和憲医師写真

外科 主任部長
低侵襲手術センター長

佃 和憲

胃がん(外科)

当院に、ついに最新の手術支援ロボット「DaVinci 5」が導入されました。

周辺の病院の中では最後の導入ですが、その分しっかりと準備を整え、万全の体制でスタートしています。 当院にはすでにロボット胃がん手術の経験が豊富で、指導資格(プロクター)を持つ医師が在籍しており、導入直後から高い技術で手術を行うことができます。

「DaVinci 5」は触覚が加わった最新モデルで、より繊細で安全な操作が可能になりました。これにより、患者さんにとって負担が少なく、安全性の高い胃がん手術をご提供できます。 地域の皆さまに、安心して受けていただける質の高い医療をお届けしてまいります。

外科 橋田 真輔医師 写真

外科 主任医長
橋田 真輔

今後の展望

今後は導入初期段階として、泌尿器科、消化器外科をメインに症例を重ね、ロボット支援手術の適応拡大や臨床研修等への貢献を目指しています。

当院は引き続き「患者さんに優しい医療」を提供できるよう地域医療に取り組んでまいります。
手術に関してご不安な点やご質問がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。