ロゴ:地方独立行政法人 岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院 看護部
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キャリアアップ支援

キャリアアップを応援する病院です

多彩な研修を通じて更なる成長をサポート

岡山市立市民病院では、救急医療と地域医療に貢献する病院として、自主的で自立した看護師の育成を目標に、キャリアアップ支援を実施しています。
それぞれ成長段階や役割・役職に合わせて様々な研修を実施しており、1人ひとりの”なりたい将来像”を見据えて継続的に学ぶ意欲をサポートします。

資格取得支援制度

勉強写真:資格取得支援制度

スペシャリストを育成! 安心・集中して勉強できる環境を提供

当院では、専門分野を極める認定看護師や専門看護師などのスペシャリストを目指す人のための支援を行っています。
病院が認めた、これらの資格取得のための長期研修に、出張扱いで参加することができ、給与支給を受けながら学ぶことができます。また状況に応じて、交通費などの経済的支援についても相談可能です。
安心して学べる環境を作り、キャリアアップを後押しします。

現在、当院の認定看護師は17名、専門看護師は3名です。

当院のリソースナースの声

看護師の特定行為研修

特定行為とは診療の補助であり、研修を修了した看護師が手順書に基づき実施することが出来る38行為です。
当院は2021年2月より指定研修機関に認定され、現在は5区分10行為・1パッケージの研修を行っております。また、協力施設として1区分1行為の研修も併せて行っております。
病院全体で研修修了までを支援します。

当院で行う特定行為研修の内容(区分別)

特定行為区分名 特定行為 行為の説明
呼吸器(気道確保に係るもの)
関連
経口用気管チューブ又は
経鼻用気管チューブの位置の調整
気管(のど)に入っているチューブの深さの調整を行います。
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)
関連
侵襲的陽圧換気の設定の変更 人工呼吸器の設定条件を変更します。
非侵襲的陽圧換気の設定の変更 非侵襲的陽圧換気療法(侵襲が少ない人工呼吸器)の設定条件を変更します。
人工呼吸管理がなされている者に対する
鎮静薬の投与量の調整
鎮痛薬(神経のたかぶりを鎮める薬)の量の調整を行います。
人工呼吸器からの離脱 人工呼吸器からの離脱(自分での呼吸に慣れさせる訓練)を行います。
栄養に係るカテーテル管理
(中心静脈カテーテル管理)
関連
中心静脈カテーテルの抜去 中心静脈に挿入されているカテーテルを抜去します。
動脈血液ガス分析関連 直接動脈穿刺法による採血 大腿動脈(太ももの付け根にある動脈)などを穿刺し、動脈血を採取します。
橈(とう)骨動脈ラインの確保 橈骨動脈(手首にある動脈)から動脈内に細く柔らかいチューブを留置します。
栄養及び水分管理に
係る薬剤投与関連
持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整を行います。
脱水症状に対する輸液による補正 点滴の投与量の調整を行います。

 

当院で行う特定行為研修の内容(パッケージ研修:救急領域)

特定行為区分名 特定行為 行為の説明
呼吸器(気道確保に係るもの)
関連
経口用気管チューブ又は
経鼻用気管チューブの位置の調整
気管(のど)に入っているチューブの深さの調整を行います。
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)
関連
侵襲的陽圧換気の設定の変更 人工呼吸器の設定条件を変更します。
非侵襲的陽圧換気の設定の変更 非侵襲的陽圧換気療法(侵襲が少ない人工呼吸器)の設定条件を変更します。
人工呼吸管理がなされている者に対する
鎮静薬の投与量の調整
鎮痛薬(神経のたかぶりを鎮める薬)の量の調整を行います。
人工呼吸器からの離脱 人工呼吸器からの離脱(自分での呼吸に慣れさせる訓練)を行います。
動脈血液ガス分析関連 直接動脈穿刺法による採血 大腿動脈(太ももの付け根にある動脈)などを穿刺し、動脈血を採取します。
橈(とう)骨動脈ラインの確保 橈骨動脈(手首にある動脈)から動脈内に細く柔らかいチューブを留置します。
栄養及び水分管理に係る
薬剤投与関連
脱水症状に対する輸液による補正 点滴の投与量の調整を行います。
精神及び神経症状に係る
薬剤投与関連
抗けいれん剤の臨時の投与 痙攣発作中に抗けいれん剤を投与します。

1年間の流れ(2023年度の例)

特定行為研修1年間の流れ

学会・研究会への参加

学会や研究会、外部で行われる研修などに出張という形で参加することが出来ます。
また、条件を満たしていれば交通費等の支給もあります。
学会発表など積極的に行っていただけるよう、バックアップ体制を整えております。
 

シミュレーション学習

リソースナースの指導のもとラダーごとにシミュレーション学習を行います。
根拠に基づいたフィジカルアセスメントを行い、複雑な状況において優先度の高いニーズを判断する技術を学びます。臨床で起こりうる事象を用いて急変予測やアセスメントなどを行うことで、現場教育との連動を図っています。
(現場教育とリンクさせます。)
また、デブリーフィングを大切にしています。
自身が行ったアセスメントの振り返りを行い、整理することで思考力と対応力の底上げにつながっています。