せのお病院のリハビリテーション技術科は、理学療法士7名、作業療法士2名、言語聴覚士1名、助手1名の11名体制で患者さんにリハビリテーション治療を提供しています。
当院では、外科・内科・整形外科の医師が診察し、リハビリテーション治療が必要と診断された患者さんに対して治療内容や方針が記載されたリハビリテーション処方が出され、その指示に基づいて実施となります。
我々リハビリテーション担当職員は、新しい治療法や器具の導入を図りながら、患者さんの健康状態の速やかな改善を目指します。
座る・立つ・歩くなど、基本動作能力の回復や維持や障害の悪化予防を目的に筋力強化、関節可動域の拡大麻痺の回復などの運動療法を行います。術直後や発症後早期の安静が必要とされる時期でもその後の順調な回復へ繋がるよう、積極的に介入しています。
主体的な活動の獲得をはかるため諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動(日常の生活、仕事、遊びに関わる諸活動)を用いて治療・指導・援助を行います。術後または発症早期より徹底したリスク管理のもと意識障害の改善や身辺動作獲得に向けアプローチを実施しています。
聞く・話す・物を飲み込むといった言葉や聴力、飲み込みに関わる障害の改善訓練を行います。