院長
今城 健二
研修医を目指す医学生の皆様、ホームページご来訪ありがとうございます。院長の今城健二です。
当院は1936年に岡山市の設立した公立病院であり、現在は地方独立行政法人として運営しています。当院は市内の中心部に立地しており、JR北長瀬駅に直結、立体駐車場も整備済です。地域の中核病院であり、他の診療所や医療機関と連携し地域の方々に信頼される急性期医療を担っています。心の通い合う医療の提供(心)、質の高い安全な医療の提供(技)、健全で自立した経営と働きやすい職場(体)を基本理念としています。
特に「断らない救急」に努めており、日中のみならず夜間や休日を含め24時間365日すべての救急患者の受け入れや初期診療を目標に岡山ERの運用を行っております。救急車搬入台数は年間4000~5000台受け入れており、初期臨床研修に必要な症例数は十分維持できております。また専門診療分野の充実にも取り組んでおり、専門診療科だけでなく臓器や疾患別センターを配備し診療科横断的な診療体制を整えて専門性の高い分野での症例も豊富にあります。
診療科や専門別分野の障壁が他と比較してきわめて低いのが特徴で、必要な様々な手技も科の枠を超えて習得できます。当院では卒後臨床教育研修センターを設置し様々な研修上の問題を解決しており、研修環境については先輩の研修医の先生方からも高評価をいただいています。相談のしやすい優秀な指導医とともに学び、将来目指す専門領域への橋渡しができる病院として皆様をお待ちしております。
研修責任者
副院長
狩山 和也
岡山市立市民病院は、「断らない救急」を使命として掲げ、急性期自治体病院として、市民に必要とされる存在であることを目標としています。救急・教育・災害を3本柱としており、24時間365日対応可能な救急医療提供のため、「岡山ER」を中心とした診療体制を構築し、全診療科が救急医の意識を持って対応に当たっています。また、初期研修医の皆様には、「岡山ER」を中心とした診療・教育体制の中で、研修1年目より実践的な経験を積んでいただきます。救急医療に携わることで、患者様と向き合い、充実した臨床経験を積むことができます。
当院は救急のみならず、各専門分野における教育にも力を入れており、多彩な研修プログラムをご用意しています。研修医の皆様には、専門分野を深めるためのカンファレンスや学術指導、論文作成支援など、充実した環境で学ぶことができます。
また、当院は災害対策にも力を入れており、2020年に始まったコロナ禍においては、岡山県南東部においてCOVID-19診療の中心的役割を果たしました。また、DMATチームを中心とした災害派遣にも力を入れています。
医師としてのスタートを当院で研修していただくことで、2年の研修期間終了時には、全人的な医療が可能な臨床医となることができます。救急医療に興味がある方や、各種専門領域に加え、広く急性期医療の実力を身に着けたい方は、ぜひ私たちの病院にお越しください。私たちは、皆様の成長を全力でサポートいたします。