平成31年3月28日(木) 17時30分より、当院にて第3回公開クリニカルパス大会を開催いたしました。
今回のクリニカルパス大会は、「思いやりクリニカルパス」をテーマに、日本クリニカルパス学会が認める教育研修会の一環として開催、院外の方も聴講できる形式とし、院内・院外合わせて126名の方々にご参加いただきました。
第一部は、「せのお病院におけるクリニカルパスの運用について」をテーマに、今回電子パスを導入したせのお病院が取り組みや運営状況を発表しました。当院は「白内障パスのバリアンス分析」をテーマに、眼科パスのバリアンス分析を行い、どのように改善したのかを発表しました。
第二部の特別講演は、日本クリニカルパス学会副理事長である若草第一病院院長の山中英治先生をお迎えし、多職種で取り組むクリニカルパスについてご講演をいただきました。 “パスは単なるオーダーセットではない”、“標準化とは画一化ではない“など、クリニカルパスの本質について分かりやすく、ユーモアを交えながら解説していただきました。
また「パスは多くの職種が集まって考えるものである。協力的な人材を見出し仲間にし、院内を盛り上げていくことが大切」というお話が印象的でした。 当院でも今後クリニカルパスをさらによいものにしていくためには、医師、看護師、コ・メディカル、そして事務等による「チーム医療」が不可欠であると再認識できました。その実現に向けて、改めて“思いやり”を大切にし、日々の業務に取り組んで参りたいと思います。