3月9日(土)、当院多目的ホールにて「エマルゴコース」を開催しました。
「エマルゴコース」とは、専用キットを用いた救急・災害医療の机上シミュレーション研修になります。
前回に引き続き、鹿児島県にある社会医療法人緑泉会 米盛病院 副院長の冨岡譲二先生を外部講師としてお招きし、災害の基礎に関する講演をはじめ、エマルゴ研修の指導役などを務めて頂きました。
当日は病院幹部を中心とした医師、看護師、コメディカル、事務などの職員約70名が参加し、各自が災害医療に対する意識を高め、課題等を見出す良い機会となりました。昨年初めて開催した訓練では半日コースでしたが、今回は午前中より災害対応時に必要なスキル演習を盛り込んだ1日コースとなり、質・量ともに前回よりさらに充実した訓練内容となりました。
当院は地域の災害拠点病院として災害発生時には的確かつ迅速な組織対応が求められるため、今後も病院全体で定期的な災害訓練を実施していきます。