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地域医療部

地域医療の将来像を構想し、そのモデルを考えます

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2025年以後は、日本人の5人に1人が75歳以上という超高齢化社会が到来すると予想されます。これに伴う社会保障費や医療費の増大といった様々な課題を2025年問題といい、医療・介護制度の見直しなどの対応策が次々と打ち出されてきています。

そうした中、国が推し進めている「地域医療構想」では、病院の機能分担(高度急性期、急性期、回復期、慢性期)と病床数を見直し、2次医療圏毎に地域の実情を踏まえた地域包括ケアシステムを構築していくことが求められています。これは地域医療の転換期がきているということです。

地域医療は、地方独立行政法人岡山市立総合医療センターの重要な役割・ミッションです。
当院では卒後臨床研修教育センター内に地域医療部を置いていましたが、2018年5月に「地域医療部」として組織変更し、7月には院内に地域医療推進センターも立ち上げました。岡山市立総合医療センターとして、傘下の岡山市立せのお病院と岡山市立市民病院が一致協力して地域医療に貢献する体制を整えてきています。

当院のような自治体病院は、地域医療を守っていく大きな役割を持っています。その自治体病院の在り方を検証・追求し、地域医療を担う人材の育成や確保を行っていくのも当院の課題と考えています。他の医療機関や組織、行政等とも連携しながら地域医療の将来像を構想し、地域のために貢献したいと考え、日々地道に活動しています。

ホスピタリストの教育・育成を目指します

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地域医療構想による病床機能の見直しによって、今後は急性期病床が減り、回復期や慢性期で働く医師が増えることが予想されます。そのため、医療現場では「専門の壁を越えて、さまざまな患者を担当する病院総合医」であるホスピタリストが必要となってきます。

当院の持つ救急・急性期の診療機能と教育機能を生かしつつ、岡山市立せのお病院とともに、ホスピタリストの育成も行います。総合診療医の養成は重要です。また、すでに専門を持つ医師が、その専門性を活かしたホスピタリストの能力を習得・発揮し、地域医療に役立てていくことも非常に大切です。

地域医療を支えていくためには、さまざまな協力・補完関係を持つネットワークが重要です。また、地域医療を守るためには、現場の人材が必要です。地域に信頼され、愛される地域医療を行うには「地域を愛し、地域の方々を愛し、地域医療で活躍できる人材」を増やすことが必要だと考えます。

地域医療が継続していくためのネットワークや、モデルになるようなシステムを提示していくことができたらと考えています。