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会長挨拶 
   
 
 
 
岡山県自治体病院協議会 
会長 松本 健五
     
   自治体病院は、地域住民の要請に基づき、一般医療のほか、高度、特殊医療、救急医療および僻地医療など不採算医療を担当する責務を有し、さらに地域特性に応じた医療を積極的に提供するなど地域医療の確保と医療水準の一層の向上に傾注する使命を有しています。
   こうした自治体病院の使命の完遂と病院事業の発展を図ることにより、国民福祉の向上に寄与することを目的として全国自治体病院協議会は、昭和28年組織され、自治体病院の運営管理や医療制度の改善に資する諸施策の提言を行うとともに医療レベルの向上に資する各種などの諸事業の活動を展開しています。岡山県自治体病院協議会は、岡山県下における実践機関の役割を果たすための全国自治体病院協議会の岡山県支部として昭和45年に設立され今日に至っています。 
   近年、低迷する経済状況のもとで医療を取り巻く環境は大きく変貌しつつあり、医療費の増大と、厳しい医療保険財政を背景に医療保険制度の抜本的な変革が進められています。また医療技術は着実に進歩を遂げている一方で、高齢化の進展に伴う慢性疾患の増大や疾病構造の変化など、医療需要の多様化が進んでいるため病院の機能分担、医療連携の動きも加速しています。さらには患者の視点を重視した医療サービスの充実、診療情報の提供といった質的変化も求められています。
   自治体病院は戦後の病院創設期には先導的役割を果たして来ましたが、当時とは環境も交通事情も一変し、生活圏の広域化も進んでいる今日、自治体病院がこれまでの形態のままで存続する必要があるかどうか、どのように変革すべきかどうかなど根幹にかかわる論議もなされています。先人の築いてきた地域住民のための、患者中心の医療を提供するという伝統を継承し、同時に時代の要請に応えることにより自治体病院の新たな展望を開く必要があることは間違いありません。厳しい医療環境である現在こそ地域におけるセーフティーネットであるとともに地域医療の質の向上を担保するという自治体病院の存在意義はますます重要となっていきます。安全で持続可能な医療を地域の実情に応じて提供していくための推進役であるという岡山県自治体病院の使命を十分認識し、これまで以上に連携を強化してまいりたいと考えております。 
   今後とも会員はじめ関係各位の皆様の深いご理解とご支援を心からお願い致します 
 
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